【京都】 村上開新堂 ~ときめきのクラッシック菓子~

2015年02月21日

東京の村上開新堂のお菓子のことを友人にお願いしていた時のこと。
 
 ふいに
 「村上開新堂って京都にもあるよね~」と友人がいいだして、
 「?」

 調べてみたら有りました。
 同じ名前のお店が。
 で、なんとなくだけど、クッキーも似てる。
 親戚かな??とおもっていろいろとしらべていたら、なんとなく沿革もわかってきて
 ほうほう・・そうなんや・・って感じ。
 よく東京が本店、京都が支店なんて思われてる方がいらっしゃるようですが、そんな関係ではありません。親戚ですが、別物のお店と思っていただいた方が良いと思います。

 この二つのお店の大きな違いは、東京の村上開新堂は一見さんおことわり。紹介者がないとかえないのです。
 京都は、一見さんでも買えます。但し、クッキーの詰め合わせは、予約制となってる。今からだと4月になる・・と言われたくらいちょっと待たされる。あと、京都のお店にはロシアケーキなるものがある。これは東京にはないお菓子。

 今回、京都へ行こう・・・と思い立った最大の理由はこのお店に行きたかったからなのであります。

 前置きはさておき
 京都の村上開新堂は明治40年創業。京都で一番古い洋菓子屋さんであります。
 現在のお店の建物も古く昭和10年のものだそうで、京都は戦災にあっていないので、無事だったことを考えると、本当によかったと思えるくらいのなんとも趣のあるかわいらしい建物でした。
【京都】 村上開新堂 ~ときめきのクラッシック菓子~
これがその建物





扉なんか、洋館建築フェチにとっては垂涎のしろもの
をす・・・だって。時代やねえ~~
【京都】 村上開新堂 ~ときめきのクラッシック菓子~





 これが ときめきのクラッシック菓子(と、勝手に私がよんでいる)
 ロシアケーキ
 本当は5種類あるんですが、なぜか、4種類しか買ってこなかった(バカバカ・・反省)
 上から チョコ その下ジャムが見えてるのがアプリコット その左がぶどうジャムサンド 下がレーズンです。他にゆずジャムサンドがあります。
 見た目もレーズンの感じがレトロ感満載って感じでときめきます。赤いチェリーなんて近頃見かけないもんねえ。
 味は、油脂分の少ないビスケットって感じ。ぱさぱさだとか、喉に詰まる・・とか書いてる人もいたけれど、私はこの油脂の少ないビスケット風のクッキーは好きです。泉屋のクッキーが好きな人は好きかも(少し似てる)懐かしい味ですよ。
【京都】 村上開新堂 ~ときめきのクラッシック菓子~


 

 お店で一番古いお菓子はこのロシアケーキかと思っていたら、お店の人が違うという。

 一番古いのは「好事福盧」(こうずぶくろ)という紀州みかんのゼリーらしい。みかんの時期が終わったらおしまい・・と言うお菓子。毎年11月から翌年3月までのお愉しみらしい。
 気にはなったが、帰ることを考えて今回はやめておきました。

 その代り、クッキー缶の予約をしてきましたよ。4月に届く予定。たのしみであります。


 京都へ行ったときにはぜひのぞいてみてください。
 場所などは検索していただければ、必ず出てきますよ。



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Posted by はなはな at 09:41│Comments(0)番外編
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