シュガーロード 番外編10 ~嘉飯探訪~
2013年04月10日
近頃は、私の周りの人たちに、シュガーロードのお菓子にはまっていることがかなり知れ渡っております。すると、お菓子のことは、やはり楽しい♪・・ということになって、アンテナを一緒に張ってる状態になるらしく、いろいろな情報を提供してくださいます。
先日、お花のレッスンにきてくださったマダムNさんから貰った情報は、西日本新聞に掲載されていた記事の件。
飯塚市・嘉麻市・桂川町がおでかけガイド(2013年版)を出しているという内容。
早速、観光案内所で貰ってきました。
このエリアを嘉飯(かはん)エリア・・というらしい。
飯塚はシュガーロード(長崎街道)の飯塚宿があったところ。嘉麻市・桂川町はその周辺部となります。このエリアは、近代になって炭鉱が発展した時代に、大きく栄えたところになります。お菓子も、その炭鉱の繁栄とともに大きく花開いたエリア。おなじみの千鳥饅頭、ひよこは飯塚生まれのお菓子です。町自体は、炭鉱とともに栄枯盛衰をともにした感じになっていますが、現在、その炭鉱をモチーフにしたブラックスイーツ 「KURO ◆SELECTION」地域おこしをしているようです。
写真は、嘉飯(かはん)探訪からですが、ブラックスイーツもこうやって一同に集まると、壮観だね~。全て買って並べて、食べたくなります。
今年は焼き菓子でもブラックスイーツがでるみたいなので、それもちょっと楽しみです。
ちなみに私が食べたことが有るのは、昨年秋に飯塚に行ったときに立ち寄った、さかえ屋の「炭都エクレア」だけ。(下の写真)
味が気になる方、嘉飯(かはん)エリアへ遊びにいかれてはいかがでしょう
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私のライフワークとしての活動のこと・・
~長崎街道(シュガーロード)について~
長崎街道(シュガーロード)は江戸時代に整備された脇街道の一つで、小倉の常盤橋を起点として長崎にいたるまでの路線です。長崎の出島に入った砂糖はこのルートを通って大阪や江戸に運ばれました。この砂糖が通った道沿いには、さまざまなお菓子が生まれることとなります。そして、時代が下って、炭鉱が華々しい頃にそのお菓子たちは筑豊で大きく花開く事になります。今では全国的に有名になっている【ひよこ】や【チロルチョコ】などは筑豊生まれのお菓子です。
私はこのシュガーロードを歩いて、お菓子が生まれた土壌、文化などを調べたいと常々思っていた・・というわけです。小倉~長崎までの宿場町に繁栄したお菓子、今でも残っている古いお菓子、新しい時代のお菓子、絶滅しかかっているお菓子など調べますよ。そして長崎まで調べたら、南蛮菓子の故郷、ポルトガルへ・・・と野望をいだいております。
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Posted by はなはな at 09:45│Comments(0)
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