シュガーロードモニターツアーに参加♪ ~平戸~
2013年12月27日
2013年12月18日、シュガーロード連絡協議会主催のモニターツアーに参加しました。
行き先は、西九州。 平戸・諫早・長崎です。なんて魅力的なコース・・・♪。
ツアーで最初に訪ねたのは【平戸】です。
平戸はお菓子好きにはたまらない町であります。とにかくお菓子屋が多い。伝統的なお菓子から、現代的なお菓子まで充実しています。
今年は5月に平戸を訪れていますので、2回目の訪問です。
5月に訪れた時のことはこちらを→☆☆☆
ツアーの行程表をみて、唯一、自由散策の時間があるので、今回は、5月に行けなかったお店や食べれなかったお菓子を食べたいな~・・と密かに思っていました。それと、たまたま、平戸の江代商店から「つじうら」と言うお菓子を取寄せていた私。ちょうど届いたところだったので、お支払のついでに、「つじうら」についてもお話を伺いたいと思っていたら、立ち寄る事ができました。なんてラッキ~。この「つじうら」のことはまた改めて書くことにいたしますね。
平戸では、おもてなしキャラクターという方々がいらっしゃいまして、行政の方と一緒に私たちを迎えてくれました。おもてなしキャラクターは、平戸にかかわりの有る歴史上の人物にコスプレしている人たち。今日は道案内を担当。なので、サクサクと散策が効率よくできましたよ。
私のグループを案内してくれた、三浦按針クンです。
最初に言ったのは、菓子処 津乃上。5月に訪問できなかったお店です。
有名なのはお城の形をした平戸城もなか。もなかの皮が歯にくっつかないんだって・・(三浦按針クン談) 古いお菓子は、ごぼうもちと破れまんじゅう(お店の方談)写真の左下のお菓子は、千代香というらしいのですが、これが復元菓子の網笠そっくり。他の店でも見かけました。
復元菓子のことは、以前ブログに書いてますのでこちらをご覧ください→☆☆☆
次に訪れたのは、熊屋。創業240年くらい。牛蒡餅が有名。福岡にも支店があります。
これがごぼう餅。名前はごぼう餅ですが、ごぼうがはいっているわけではありません。形がごぼうに似ているのでこんな名前。米粉と砂糖でできてるお菓子、歴史は古く440年前に中国から伝わったらしい。
カスドースで有名な蔦屋。建物は按針の館と呼ばれている古い建物
蔦屋の中
カスドースの色は、平戸の黄金の日々を思わせます
商店街の中で発見。ジャパネットたかたの社長のご実家らしい・・・。
江代商店では、おらんだ焼きを焼いているところを見せていただきました。
おらんだ焼きのことも以前ブログに書いてますのでご覧下さい→☆☆☆
おらんだ焼き
この機械が一周すると焼き上がり・・となる。まわす速度は、すべて職人のカンだとか。
いちどきに生地を流す機械。
焼きたてのおらんだ焼きをいただきました。焼きたてはやわらかいのでびっくり。素朴な味わいでおいしかったですよ~。
余談ですが、おらんだ焼きは、北海道の根室でも作っているお店があります。その昔、北前船で平戸から、日本海側の港町に伝わったらしいのです。今でも残っているのが根室・・というわけ。形はそっくりですが、根室のは、ソフトせんべいなのですよ。
集合時間までちょっと時間があったので、最後にダッシュで丸屋菓子店にもよりました。前回たべそこねた、甘酒まんじゅうを買うためです。
平戸は散策の楽しみが多い町です。
今回は駆け足だったので行けませんでしたが、
松浦史料博物館では、松浦氏の栄華が偲ばれますし、茶室 閑雲亭では、お茶とお菓子を味わう事ができます。
市役所前の幸橋は可愛い石橋。ちょっと渡ってみたくなります。
平戸ザビエル記念教会など、キリスト教関連の史跡も多いです。クリスマスの季節は特に素敵な気がします。
平戸温泉 うで湯・あし湯も気になるところ。疲れたら一休み・・・によさげです。
そして、平戸城。山の上に有る天守閣からの眺望は一度は見てみたいもの。
長崎がどちらかといえば、中国風な感じだとすると、平戸は欧州の雰囲気のようなきがします。大航海時代の匂いがするのです。なるほど、歴史とロマンの島・・・なのであります。
***************************
~長崎街道(シュガーロード)に魅せられて~
長崎街道(シュガーロード)は江戸時代に整備された脇街道の一つで、小倉の常盤橋を起点として長崎にいたるまでの路線です。長崎の出島に入った砂糖はこのルートを通って大阪や江戸に運ばれました。この砂糖が通った道沿いには、さまざまなお菓子が生まれることとなります。そして、時代が下って、炭鉱が華々しい頃にそのお菓子たちは筑豊で大きく花開く事になります。今では全国的に有名になっている【ひよこ】や【チロルチョコ】などは筑豊生まれのお菓子です。
私はこのシュガーロードを歩いて、お菓子が生まれた土壌、文化などを調べたいと常々思っていた・・というわけです。小倉~長崎までの宿場町に繁栄したお菓子、今でも残っている古いお菓子、新しい時代のお菓子、絶滅しかかっているお菓子など調べますよ。そして長崎まで調べたら、南蛮菓子の故郷、ポルトガルへ・・・と野望をいだいております。
近頃は、長崎街道からはみ出しております。あしからず・・・
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このブログのサイドバーにあるテーマ 長崎街道(シュガーロード)・唐津街道・薩摩街道で今まで書いたことを見ることができます。
街道に当てはまらないお菓子などのことは、テーマ、お菓子ストーリー・スイーツ女子の日々に書いています。
当ブログ内の文章、写真、その他の無断転用、転載を固く禁じます
行き先は、西九州。 平戸・諫早・長崎です。なんて魅力的なコース・・・♪。
ツアーで最初に訪ねたのは【平戸】です。
平戸はお菓子好きにはたまらない町であります。とにかくお菓子屋が多い。伝統的なお菓子から、現代的なお菓子まで充実しています。
今年は5月に平戸を訪れていますので、2回目の訪問です。
5月に訪れた時のことはこちらを→☆☆☆
ツアーの行程表をみて、唯一、自由散策の時間があるので、今回は、5月に行けなかったお店や食べれなかったお菓子を食べたいな~・・と密かに思っていました。それと、たまたま、平戸の江代商店から「つじうら」と言うお菓子を取寄せていた私。ちょうど届いたところだったので、お支払のついでに、「つじうら」についてもお話を伺いたいと思っていたら、立ち寄る事ができました。なんてラッキ~。この「つじうら」のことはまた改めて書くことにいたしますね。
平戸では、おもてなしキャラクターという方々がいらっしゃいまして、行政の方と一緒に私たちを迎えてくれました。おもてなしキャラクターは、平戸にかかわりの有る歴史上の人物にコスプレしている人たち。今日は道案内を担当。なので、サクサクと散策が効率よくできましたよ。
私のグループを案内してくれた、三浦按針クンです。
最初に言ったのは、菓子処 津乃上。5月に訪問できなかったお店です。
有名なのはお城の形をした平戸城もなか。もなかの皮が歯にくっつかないんだって・・(三浦按針クン談) 古いお菓子は、ごぼうもちと破れまんじゅう(お店の方談)写真の左下のお菓子は、千代香というらしいのですが、これが復元菓子の網笠そっくり。他の店でも見かけました。
復元菓子のことは、以前ブログに書いてますのでこちらをご覧ください→☆☆☆
次に訪れたのは、熊屋。創業240年くらい。牛蒡餅が有名。福岡にも支店があります。
これがごぼう餅。名前はごぼう餅ですが、ごぼうがはいっているわけではありません。形がごぼうに似ているのでこんな名前。米粉と砂糖でできてるお菓子、歴史は古く440年前に中国から伝わったらしい。
カスドースで有名な蔦屋。建物は按針の館と呼ばれている古い建物
蔦屋の中
カスドースの色は、平戸の黄金の日々を思わせます
商店街の中で発見。ジャパネットたかたの社長のご実家らしい・・・。
江代商店では、おらんだ焼きを焼いているところを見せていただきました。
おらんだ焼きのことも以前ブログに書いてますのでご覧下さい→☆☆☆
おらんだ焼き
この機械が一周すると焼き上がり・・となる。まわす速度は、すべて職人のカンだとか。
いちどきに生地を流す機械。
焼きたてのおらんだ焼きをいただきました。焼きたてはやわらかいのでびっくり。素朴な味わいでおいしかったですよ~。
余談ですが、おらんだ焼きは、北海道の根室でも作っているお店があります。その昔、北前船で平戸から、日本海側の港町に伝わったらしいのです。今でも残っているのが根室・・というわけ。形はそっくりですが、根室のは、ソフトせんべいなのですよ。
集合時間までちょっと時間があったので、最後にダッシュで丸屋菓子店にもよりました。前回たべそこねた、甘酒まんじゅうを買うためです。
平戸は散策の楽しみが多い町です。
今回は駆け足だったので行けませんでしたが、
松浦史料博物館では、松浦氏の栄華が偲ばれますし、茶室 閑雲亭では、お茶とお菓子を味わう事ができます。
市役所前の幸橋は可愛い石橋。ちょっと渡ってみたくなります。
平戸ザビエル記念教会など、キリスト教関連の史跡も多いです。クリスマスの季節は特に素敵な気がします。
平戸温泉 うで湯・あし湯も気になるところ。疲れたら一休み・・・によさげです。
そして、平戸城。山の上に有る天守閣からの眺望は一度は見てみたいもの。
長崎がどちらかといえば、中国風な感じだとすると、平戸は欧州の雰囲気のようなきがします。大航海時代の匂いがするのです。なるほど、歴史とロマンの島・・・なのであります。
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~長崎街道(シュガーロード)に魅せられて~
長崎街道(シュガーロード)は江戸時代に整備された脇街道の一つで、小倉の常盤橋を起点として長崎にいたるまでの路線です。長崎の出島に入った砂糖はこのルートを通って大阪や江戸に運ばれました。この砂糖が通った道沿いには、さまざまなお菓子が生まれることとなります。そして、時代が下って、炭鉱が華々しい頃にそのお菓子たちは筑豊で大きく花開く事になります。今では全国的に有名になっている【ひよこ】や【チロルチョコ】などは筑豊生まれのお菓子です。
私はこのシュガーロードを歩いて、お菓子が生まれた土壌、文化などを調べたいと常々思っていた・・というわけです。小倉~長崎までの宿場町に繁栄したお菓子、今でも残っている古いお菓子、新しい時代のお菓子、絶滅しかかっているお菓子など調べますよ。そして長崎まで調べたら、南蛮菓子の故郷、ポルトガルへ・・・と野望をいだいております。
近頃は、長崎街道からはみ出しております。あしからず・・・
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Posted by はなはな at 22:10│Comments(0)
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